台湾ニュースブログ

YouTubeにアップロードされている台湾のニュースを日本語に意訳しています。

ずぶ濡れで出勤しても笑って許してくれる社会がいい

こんにちは。

 

先日まで割とシリアスなニュースをチョイスしていましたので、今日はほっこり系ピックアップしてみました。

 

それではどうぞ。

 

寒くても漕ぐ!SUPで基隆河渡り 柴犬に萌え~

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こちらでは力を込めて空気を入れています。入水前のウォームアップです。もう一方では「ミニチュア版」でしょうか、子どもたちも一所懸命にSUPへの空気入れをお手伝いしています。手動式や足踏み式等楽に空気を入れられるものもあります。こちらにあるほとんどが持ち運びが楽なインフレータブルSUPボードです。

這邊賣力打氣,還沒下水先熱身,另一邊「縮小版」,用盡吃奶力氣,小小孩也在幫忙充氣,手動款或腳踩省力,帶得幾乎都是輕便型SUP。

※タメになる表現

另lingは「もう一方」とか、当事とは別のことを表現する時に用いる単語ですが、「另一半」という言葉がありまして、直訳すると「残りの半分」ですが、その意味は彼氏や彼女、配偶者などの「パートナー」です。もし「你的另一半呢」と聞かれたら、「私の片割れ?肉体と魂が分離してるの?この人まさか…?」と勘繰らずに、あなたのパートナーについて尋ねられていると思ってください。

 

お父さん「今日は一人一緒に連れていって、息子は留守番です。(娘:私!私!)。基本的に全身覆うタイプの防寒服を買うことが多いです。であればそこまで寒くなることもないと思うので」

划SUP家長:「今天我會帶一個下去,沒有帶兒子,是我,是我,基本上我都會幫他們買這種全身式的這種防寒的衣服,比較不會那麼寒冷。」

※タメになる表現

帶~(人、物)去:(人、物)を連れて(持って)行く

※ちょっと豆知識

台湾ではテイクアウトのことを「外帶」、中国では「打包」と言います。台湾で「打包」と言うとレストランで食べきれなかった分を包んで持ち帰るニュアンスが強いので最初から「打包」と言ってしまうと通じることは通じると思いますが「こいつ中国人か?」とあらぬ疑念を持たれる可能性があるので、両方で違和感なく通じる言葉として「帶走」があるのでテイクアウトする時は「我要帶走」と元気はつらつに言ってみてはいかがでしょうか。

 

この日の台北の総長は冷え込みましたが、SUPを漕ぎ基隆河を渡るために「彼」もやってきました。

就算台北一早天很涼,揪划SUP,跨基隆河,就連「牠」也來參一咖。

※ちょっと豆知識

跨kuaという単語、日本語の「跨ぐ」と同じで年跨ぎの時にも「跨年」という言葉で使用されます。ただこれあくまで私の肌感覚なんですが、いわゆる新暦の年越しは「跨年」、旧暦の年越し「過年」と台湾の皆さんは表現しているような気がします。

ちなみに台北101の年越しの花火は「跨年煙火秀」です。

 

飼い主「置いてけぼりのはできないから、一緒にです。(Q:水怖がらないんですか?)、怖がらないですよ」

划SUP民眾:「我沒有伴,啊牠也沒有伴,就在一起啊,(牠一開始不怕水),不怕水。」

 

飼い主の方の言う通り、実際に水上に出ても誰よりも冷静で、波でゆらゆら揺れてもQちゃんはとても落ち着いています。

用說的不準,實際下水,還真的比誰都冷靜,就算水波微微晃動,Q醬穩得很

※ちょっと豆知識

台湾では可愛いことをQで表現することが良くあります。理由は分かりません。「cute」からきているのかしら?

あともちもちの食べ物も「超Q的~(超もちもち~)」と表現するので本場でタピオカでも飲んだらぜひ使ってみてください。

 

松山の彩虹橋から6キロ先の大直を目指します。みなさんしっかりとライフジャケットを着用しいざ進んでいきます。ただ基隆河の水質は一目見ただけでも問題だと分かります。

要從松山彩虹橋一路划6公里到大直去,板友穿好救生衣前進,但畢竟基隆河水質用看的就知道問題。

※タメになる表現

從~到…:~から…まで

(例)從搖籃到墳墓:ゆりかごから墓場まで

 

SUPコーチ「水質はあまり良くありません。基隆河上流から流れる水はきれいなんですが、基隆や汐止、南港さらには松山につく頃までには多くの汚水排出口があって、下流に行けば行くほど、水質は悪くなっていきます。」

SUP教練阿蘇卡:「水質不太好,因為基隆河他在上游,流出來的時候很乾淨,但流經基隆、汐止、南港再到松山,其實一路上都有汙水排放口,所以它的水質是越往下游越差。」

※タメになる表現

越來越~:だんだん~になる

(例)她的肚子越來越大:彼女のお腹どんどん大きくなってる

   體重會越吃越重:体重は食べれば食べるほど重くなる

 

今回20人ほどが集まり、台北市内でSUPが行われたのは、これは以前に「水路を使って」出勤していた人を見たことからインスピレーションを受け、身をもって体験してみようと実施したものです。アウトドアスポーツが普及していく中で、今後さらに水域を開放してもらい、気軽にボードと空気入れを持ち歩き、ルールに沿った形で十分な安全性があれば、漕ぎたいと思う時に漕ぐことは都会においては可能ではないでしょうか?

揪快20人在台北市區划立槳,靈感是曾經看到,有人「走水路」上班去也希望身體力行,爭取開放水域,多點配套,畢竟戶外活動越來越普及,一塊板子充氣帶著走,只要合乎規定,安全性夠,想划,在市區不是問題。

 

確かに整備された河川であれば、それを利用して交通の一種として活用するのはアリなような気がしました。

 

もちろん天候的要因がその他の交通手段に比べて格段に影響受けやすいですが。

 

基本的に子どもと柴犬で画を持たせてもらったそんなニュースでした。

 

次回も気になるニュースお届けします。